思考!錯誤?
物語は世界中にあふれています。 遙か昔から東洋問わず、今なお、そして未来永劫、尽きることなく紡がれます。なぜ人は物語を求めるのか。それは安定した生活の中に変化を求めるからです。変化とは感情の動きを伴う行為です。 ■人の本質 そもそも人は、時代…
「今週のお題」が特別編実施中につき、本編を待つことにして、思ったことを書き綴ってみようと思います。以前、面白い物語と面白くない物語の境界というブログを書いて、「王道」と呼ばれる類型的な物語がなぜ面白いのかを考えたことがあります。どれほど奇…
『たくさんの人から相談を受けていて、その経験上、人の悩みは10種類ほどに集約できる。 なんだかんだでみんな同じ様なことで悩んでいる。 けれど。 その悩みを踏まえた上で、どう対処するかは千差万別。だから悩みはひとりで抱え込まずに、誰かに相談(客観…
後悔には2種類あると思います。ひとつは「あそこで、ああしておけば!」で、もうひとつは「あそこで、ああしてしまった!」という後悔。別物に見えますが、これ、同じ行動をとっても成立する考え方です。たとえば会議で思い切って率直な意見を出して空振り…
人それぞれの趣味嗜好の違いはあれど、面白いとされる物語と、そうとされない物語が世には存在しています。 その境界はどこにあるのか…ということを考えたことがあります。ドラマを観ていて、面白いなぁ…と思ったとき、たいてい2つ以上の事象が進行していま…
人はなぜ物語を求めるか。このような問いはしばしば見かけます。それに対しては「知らなかったことを知る(知識)」「同じ様な考えを共有する(安心/自信)」「感情をゆさぶられる(娯楽)」といった答えを見てきました。それなりに納得していたのですが、最…
言葉が生まれるまえ。ひとは、鳴き声と目の表情、身体を使った動作で気持ちをかわしていたのだと思います。かつて家で飼っていた、犬や猫との交流はこれで成立していました。名前を認識し、呼ぶと振り向く。 目をみて「おいで」と呼ぶと寄ってくる。気持ちの…
言葉にすることは、誰かになにかを伝える行為です。(…こんな場末のブログで書くという行為は、わたし自身の考えを明瞭にするくらいのことでしかありませんが…)可もなく不可もないことでは伝える意味がありません。 晴れた空の下、晴れてますね、と言ってい…
頭の中で考えていることって、はっきりまとまっているでしょうか。はっきりしているようでもその実、ぼんやりとした可能性が重なり合っていて、それを人に伝えようとして言葉にすると、重なり合った思考からひとつが選ばれる…そんな感覚はないでしょうか。 …
山田ズーニーさんとは別に、小田嶋隆という作家さんの書くコラムも好きです。日経オンラインにて『「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明』を連載されています。(※会員にならないと読めないかもしれません) 世間の話題についてのあれやこれや…